サッカーってなんとなくルールを知っていると思っていても、時々よくわからなくなる事もありますよね。
きちんとルールやレギュレーションを知ることで、観戦時にコートで何が起こっているか理解しやすくなってより面白くなりますよ!
今回は超初級編としてコート内の名称から意味やどういう役割があるのか、そしてライン上の判定基準についてまとめました。
恐らくサッカー経験者でも全部は知らないと思いますので、チェックしていきましょう!
サッカーのコートについて!エリアとラインの名称と役割!
まずコート内のエリアと名称、サイズは以下の図のようになっています。
各エリア・ラインの意味
- センターマーク:ゲーム開始(キックオフ)の時に、ここから始めます。
- センターサークル:キックオフの時に、相手チームが入ってはいけない半径9.15mの円です。
- ハーフウェーライン:コートの中央に引かれたラインです。相手チームはキックオフの時にこのラインより奥に入ってはいけません。それ以外ではオフサイドはこのラインより味方側では発生しません。※詳しくは別記事(オフサイドについて)で解説。
- ペナルティマーク:ペナルティキック(PK)の時にここからキックします。
- ペナルティアーク:PKの時、相手チームはこの線より内側とペナルティエリアに入ってはいけません。
知っておこう!
サッカーでは、反則等でプレーが止まり、リスタートをする場合、ボールを持っていない側のチームは9.15m以上離れなければいけません。
キックオフの時のセンターサークルも9.15m、そして実はペナルティーアークもこの9.15mの円になっています。ペナルティアークはわかりやすく書くと以下の画像のようにペナルティマークを中心とする9.15mの円の一部を描いたものなんですよ。
フリーキックの時の壁も9.15m離れないといけません。
近すぎたりすると審判がボールから壁を離れさせて、9.15mはこの辺だぞ!と白いスプレー(バニシングスプレー)で線を引きます。この線は約1分で消える泡のような感じです。
出展:HUFFPOST
この9.15mという奇妙は距離は厳密には10yardなんです。そしてこれを歩幅1yardづつ歩いて10歩の所まで壁を離れさせます。
結構アバウトですが、こういう所でもできるだけ試合を止めずに動かすというサッカーの概念につながっています。
- ペナルティエリア:ゴールキーパーはこのエリア内で手を使う事ができます。このエリア内で守備側が反則(ファウル)をしてしまった場合、攻撃側にPKが与えられます。※ペナルティアークの内側はペナルティエリアではありません。
- ゴールエリア:ゴールキックを蹴る時はこのエリアの中から蹴らないといけない以外の重要な意味はありません。
- コーナーアーク:コーナーキックを蹴る時にこの内側から蹴らないといけない以外の重要な意味はありません。
- ゴールライン:この線を超えると、ゴール・ゴールキック・コーナーキックに移行する境目となる線です。
- タッチライン:この線を超えると、スローインに移行する境目となる線です。
- 観客席:ゴール裏(short side)はコートを平面的に縦長に見る視点なので、見やすさはありませんが、応援がさかんです。一方スタンド席(Long side)はコートを横長に見る視点なので、見やすいです。
ハーフスペースやバイタルエリアなどの戦術的に重要になるエリアについては以下の記事で詳しく解説していますよ!
サッカーはどこでプレーが止まるの?ライン上や空中はプレーオン?
通称ボールアウトオブプレーと呼ばれる、プレーが止まる境目についても、ライン上や空中にボールがある場合はOKだっけ?というようにたまにどっちだろうと思う事があります。
結論ですが、サッカーではボールが地上でも空中でも完全にラインの外側に出た時が境目になります。
少しでもボールがラインにかかっている場合は内側であるという判断になります。ゴールを決定する場面では、ボールが完全にゴールラインの縁の外側を超えたかどうかで判定します。
他にもコーナーキックやゴールキックの時に、ライン上から蹴っているシーンを見ると思いますが、ライン上はOKなんです。
スローインだけ、地面から始まるプレーではないので、少し変則的ですが、両足をタッチラインより外側かライン上にある状態で投げないといけません。ライン上はOKです。
スローイン以外のプレーでは、選手の位置は関係なく、ボールの位置で全て決まります。
空中という概念はバスケとは大きく異なりますね。
バスケだとボールが浮いてたらまだ内側扱いだからこういうシーンができるんですが、サッカーだと空中でもラインより外側に行ってしまったらプレーオンではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?知ってるところや知らなかったよという事もあったのではないでしょうか。それ以外にも知っておくべきことを別記事でまとめていますよ!